トヨタ自動車は30日、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」を個人向けに発売した。量産PHVの販売は国内初。PHVは電気自動車(EV)と違い電池切れの心配がなく、ハイブリッド車(HV)より低燃費。トヨタは次世代エコカーの「本命」と位置づける。搭載するモーターの電源をHVのプリウスに使われているニッケル水素電池から、小型で高出力のリチウムイオン電池に変えることで、ガソリンなしの26.4キロ走行を実現。この結果、30キロ走った時の電気代とガソリン代はHVのガソリン代と比べて86円安くなる。運転手の半数以上は1日当たりの走行距離が25キロ以下なので、エンジンではなく専らモーターで走るEVとして使うことになる。
次世代エコカーの本命? 個人向けプリウスPHV発売(朝日com)