トヨタ自動車が来年1月に日本で個人向けに発売するプリウスのプラグインハイブリッド車(PHV)の燃費がガソリン1リットル当たり61キロになることが分かった。現行のプリウス(32.6キロ)の約2倍。26.4キロまで電気自動車(EV)として走れるため、ガソリンいらずの「街乗り車」として活用できそうだ。燃費が大幅に改善したのは、プリウスに使っているニッケル水素電池より高出力のリチウムイオン電池の搭載で、EVとしての最長走行距離が約13倍に伸びたため。運転者の半数以上は1日当たりの走行距離が25キロ以下とされており、PHVは日常的にはEVとして利用できることになる。 試算では、年1万キロ走った時の電気代とガソリン代は計約4万3千円。現行のプリウスのガソリン代と比べて約4割安いという。
プリウスPHV、燃費は現行の2倍61キロ 1月発売(朝日com)