【施策・海外】香港、充電池式電気バスの実証実験開始

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大気汚染が深刻な問題となっている香港で9日、充電電池を原動力とするバスの実証実験が始まった。香港で電池式の公共バスが走行するのは初めて。香港政府トップの梁振英(Leung Chun-ying)行政長官は、5年間の任期における優先課題の1つとして大気汚染対策を掲げている。公式報告によると、大気汚染は香港の住民にとって、日々直面する最大の健康リスクだという。9日に公開された充電池式のバスは、中国の電気自動車メーカー、比亜迪汽車(Build Your Dreams Auto、BYD)が製造。1階建てのバスは、リン酸鉄リチウム電池を搭載し、3時間のフル充電で180キロの走行が可能だ。同社は5月にデビューした香港初の電気自動車のタクシーも製造している。環境局の黄錦星(Wong Kam-shing)局長によると、香港政府はこの実証実験で電気バス36台の購入資金の助成など、1億8000万香港ドル(約23億円)を投じているという。来年中には民間企業による運行が始まる計画となっている。同局長は記者会見で、「長期的な目標は、バス路線沿線の排ガスをなくすことだ」と述べた。

香港で充電池式電気バスの実証実験開始、大気汚染改善なるか(AFP BB News)

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