災害時などの大規模停電に対応するため、警察庁と三菱自動車は14日、電気自動車(EV)を電源とした信号機を作動させる実験を東京駅近くの交差点で行った。東日本大震災で多くの信号が消えたことを受け、同庁が実用化に向けた検討を依頼していた。実験に使用されたのは同社の「アイミーブ」。電流を変換する装置を通して信号機と連結し、約2時間にわたって車両用と歩行者用計20台を点灯させた。同社によると、現段階では消費電力の少ない発光ダイオード(LED)式信号機のみ対応可能で、同様のケースでフルに充電すると17~18時間動かすことができる。
【話題】EVで信号点灯実験、17~18時間動かせる
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– 2012年2月15日