フォルクスワーゲンはデトロイトモーターショーにおいて、ザ・ビートルをベースとした電気自動車(EV)コンセプトモデル「E バグスター」を初公開した。車名の先頭に着く「E」は、もちろん“Electric Drive”の意だ。E バグスターに与えられるパワーユニットは最高出力85キロワット(約114馬力)を発生する電気モーターと蓄電容量28.3キロワット時のリチウムイオンモーター。またブレーキ時の慣性エネルギーを電力へと変換しバッテリーへと蓄えるエネルギー回生機構も搭載する。主に市街地中心の用途で、最低でも180キロ以上の距離を航続可能だという。また「バグ」は北米におけるビートルの愛称“Bug”を意味し、またこれに続く「スター」は、オープンモデルに用いられる“Roadster”に由来する。つまりE バグスターは、ザ・ビートルをベースとしたピュアEVであるばかりでなく、オープン2シーター化を含むハイセンスなスタイリングカスタムも施されているのだ。
【新技術】VWビートルEV、デトロイトで初公開
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2012年1月20日