ホンダは2015年発売予定の新型燃料電池車(FCV)のコンセプトモデル「FCEVコンセプト=写真」を日本初公開した。本社1階のショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」で、6月6日まで展示する。同車は大幅に小型化した新開発の燃料電池スタックを採用し、世界で初めてパワートレーンをセダンのフロントボンネット下に配置。大人5人が快適に座れるゆとりのある車室と、空力を最適化したシルエットを両立した。同車は13年11月のロサンゼルスモーターショーで世界初公開。15年のFCV一般発売が近づく中、日本での公開も待ち望まれていた。電池スタックは従来比約3割小型化することで、普及期に幅広い車種へ展開できる。出力密度は世界最高レベルの1リットル当たり3キロワット以上。70メガパスカルの高圧水素貯蔵タンクを車体後方に配し、約3分の高速水素充填と700キロメートル以上(JC08モード)の航続距離を実現。
ホンダ、新FCVを日本初公開-3分の高速水素充填で航続距離700キロメートル以上(日刊工業新聞)
【新技術】ホンダ、新FCVを日本初公開
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– 2014年5月29日