世界初の量産乗用EV、三菱自動車『i-MiEV』が市場に投入され、世界的に“EV元年”と言われた2009年から、間もなく3年が経とうとしている。2012年以降は普及にさらにはずみがつくのではないかと期待する向きも多い。今後、EV市場はどのように発展していくのだろうか。グローバル市場では今日、三菱に加えて日産自動車、テスラ、スマートなど複数メーカーがEVの市販を開始。ゼネラルモーターズの『シボレー・ボルト』のように純EVよりバッテリー搭載量を減らし、発電用エンジンで航続距離を補うレンジエクステンダーEV(E-REV)も登場するなど、EVは社会に少しずつ浸透しはじめている。
【EVバッテリー レポート2011-12 vol.2】急速充電の課題を解決するバッテリー技術の可能性(レスポンス自動車ニュース)