米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が販売している電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」が発火し、米道路交通安全局(NHTSA)がEVの電池の安全性について調査を進めていることが11日、分かった。欧米メディアが報じた。ボルトはGMの環境対応車戦略の核となる車種で、調査の行方次第では、GMに打撃となるほか、各メーカーのEV開発の遅れにつながる可能性も出てきた。AP通信などによると、NHTSAは5月に米ウィスコンシン州の施設でボルトの側面衝突実験を実施したが、その3週間後に発火したという。またNHTSAは日産自動車やフォード・モーターなどほかの自動車メーカーに対しても電気自動車向け電池について発火の危険性があるかどうかなどを問い合わせた。
GMのEV「ボルト」発火 米当局、電池の安全性調査(47ニュース)
GMのEV「ボルト」発火 米当局、電池の安全性調査(msn産経ニュース)
米当局がEVの電池を調査、GM「ボルト」発火受け(ロイター)