日産自動車やゼネラル・モーターズ(GM)など電気自動車(EV)やハイブリット車(HV)を生産する自動車メーカーは、歩行者に対して自動的に警告音を出すシステムの搭載を米運輸省道路交通安全局(NHTSA)から義務付けられる見通しだ。NHTSAや視覚障害者支援団体は、エンジン音がほとんどしないEVやHVが歩行者に対して及ぼす安全上のリスクについて数年前から懸念を示していた。NHTSAのデービッド・ストリックランド局長は声明で「路上を静かに走行する車両がますます増加しているため、歩行者への影響を考慮する必要がある」と説明した。
エンジン音が静かなHV、EVは歩行者向け警告音装置搭載に-米当局(ブルームバーグ)