F1デザイナーとして名を馳せたゴードン・マーレーがデザインした超小型電気自動車が、エネルギー効率を競うレースにおいて、日産の『リーフ』等を破って優勝した。その革新的な車体構造デザインなどについて紹介。11月5日(英国時間)、Royal Automobile Clubが主催する『Future Car Challenge』において、F1マシンのデザイナーとして有名なゴードン・マーレーが開発した小さな電気自動車が、日産自動車の『リーフ』、独BMW社の『Active E』、ヨーロッパのディーゼル車などを破ってトップを獲得した。このレースは、一定の時間内で、最も少ないエネルギーでゴールすることを競うものだ。電気自動車『Lilliputian T.27』は、ブライトンからロンドンまでの約92kmの行程を7kWhの消費電力で走りきり、リッター約120km相当のエネルギー効率を達成。2年連続の勝利をマーレー氏にもたらした。昨年の優勝は、通常エンジンの超小型車『T.25』だった。
「F1の名デザイナー」によるEV、2年連続で優勝(WIRED jp)