「V+」というその電気レジャーカーは、ボディーのアルミニウムと、内装に使われた藤が絶妙なコントラストを醸し出している。脇にいるスタッフに聞けば、かのフィリップ・スタルクのデザインによるクルマだという。デザインに詳しい方に説明する必要はないが、フィリップ・スタルクは「アレッシィ」をはじめ一流メーカーのプロダクトデザインをこなすと同時に、世界各地のホテル/レストランなどの空間デザインも手掛ける、まさに八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍をみせている人気デザイナーである。1949年生まれの今年63歳。日本では東京浅草の“金の雲”を載せた「アサヒビール・スーパードライホール」が代表作である。
【話題】浅草“金の雲”のデザイナーがEVをデザインすると
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2012年3月23日