「同社のクラブ活動・夢の車工房で開発された空気エンジン自動車『KU:RIN』が、テストコースで時速129.2kmを記録し、ギネス記録への申請を行う」というのが前回お伝えした内容だ。出発点は、「電気でも内燃機関でもない、新しい動力に取り組みたい」という思いだった。そこから、「モーターと発電機の関係のように、コンプレッサも逆から空気を入れたら回るのでは?」という発想が生まれ、同社の主力製品であるカーエアコン用コンプレッサを基に、KU:RINに搭載された高効率なスクロールタイプの空気エンジンが開発された。スクロール式の空気エンジンは世界初だという。
豊田自動織機の空気エンジン車「KU:RIN」の仕組みを知る(マイコミジャーナル)