トヨタ自動車は28日、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)を来年1月末に発売すると系列販売店に伝えた。トヨタにとってPHVの市販は初めて。PHVの発売に合わせ、充電の利便性を高める会員制サービスも始める。価格は300万円前後を想定している。米国では来春の発売と既に発表されており、価格は3万2千ドル(約245万円)から。会員制サービスは、スマートフォン(多機能携帯電話)を活用。駐車後に充電プラグを取り付け忘れた際に「充電を忘れていませんか」と注意したり、充電完了を自動で知らせたりする。会員であれば全国の系列販売店約5500店舗(レンタカー含む)に設置された充電スタンドを無料で利用できる。会員制サービスは車両の購入後3年間は無料で提供する。
トヨタ、PHVを来年1月末発売 充電スタンドも完備(中日新聞)