トヨタ自動車が2012年1月に発売予定の小型ハイブリッド車(HV)の燃費が新基準「JC08モード」でガソリン1リットルあたり40km弱になる見通しで、これまで世界最高の燃費性能とされる『プリウス』(同約32km)を大幅に上回るという。車名は『アクア』。国内ではトヨタ系全4チャンネルで販売。北米にも投入するという。価格は「プリウスより約30万円安い170万円前後で調整している」としている。自動車業界ではガソリン車を含めて低価格と低燃費の競争が激化しているが、トヨタが投入する新型HVは群を抜く燃費性能とみられる。価格は激安という印象はないが、それなりに値ごろ感はありそうだ。また、HVといえばプリウスのイメージが強烈だったが、新型HVには、「知名度の高い『プリウス』を外し、よりコンパクトなクルマを求める若者や女性などの層を開拓する」(日経)という。
【新聞ウォッチ】トヨタの新型HV「1リットル40km弱」2012年1月投入(レスポンス自動車ニュース)