高級家具の産地として知られる広島県府中市の関連業者らが、木目の「突き板」を電気自動車の車体に張った「電木自動車」を作った。28日に市内で始まる産業イベントで披露する。「ものづくりの技術をPRしよう」と、今年1月からガソリン車の軽乗用車を改造。家具の表面に使われる突き板は厚さ0・2ミリで、クルミや黒檀など10種類を使用し、塗料を十数回塗り重ねて、つやを出した。製作費は約300万円。販売予定はないが、家具部品製造会社の佐藤嘉洋さん(48)らは「ここでしか作れないインパクトのある車ができました」と話している。
走れ電木自動車!…念のため誤植ではありません(読売オンライン)