日本ではブランドや商品カテゴリーが存在しない小型EVだが、実は潜在的な需要が小さくない。それは、地方都市のシルバー層からの需要である。現在、過疎地でお年寄りが公共交通機関以外で移動する場合、軽四自動車の使用が一般的である。自動車の運転が不安で、ゴルフカートのような電動カートを使っている人もいるが、公道を走るとどうも危なっかしい。三輪スクーターであれば二輪車よりは安定しているが、運転者を保護するボディがないので、やはり危険である。高齢者が転倒すると、即、生命に関わることもある。
【日本版コラム】「伊インテル長友佑都」と「小型電気自動車」:2ブランドの共通点(ウォールストリートジャーナル)