米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズは12日、保有する全ての特許を他社が使用するのを認めると発表した。テスラはEV用の電池や充電機器の特許を多数保有するが、悪質なケースを除き、自社の特許が無断使用されても提訴しないという。特許を開放して他メーカーも含めたEVの生産を増やし、充電スタンドなどインフラ整備を加速させる狙い。全体の生産規模拡大で関連部品の調達コスト削減にもつなげたい考えとみられる。イーロン・マスク最高経営責任者は声明で「真の競争相手は他社のEVではなく、ガソリン車だ」とし、EVの本格的普及に意欲を示した。
電気自動車:米テスラが保有特許開放(毎日新聞)
【話題】米テスラが保有特許開放、「真の競争相手は他社のEVではなくガソリン車だ」とマスクCEO
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– 2014年6月12日