「国民総幸福量」追求を掲げるヒマラヤの小国ブータンが、首都ティンプーにある自動車を全て電気自動車化する計画に向け、日産自動車などと提携することが22日分かった。大気汚染を防ぐとともに、EVの充電に水力発電を活用し、原油輸入などで膨らむ貿易赤字の改善も図る。投資額は100億円以上になる見通し。アジア開発銀行が低利融資を検討している。日産のカルロス・ゴーン社長が今秋、ブータン首脳と会談し協力で一致。日産は主力EV「リーフ」を納入する。ブータンは米EVベンチャー企業とも提携する。
ブータン、首都全て電気自動車に 日産提携、大気汚染防止に向け(北海道新聞)