ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)が環境技術で提携することが1日、明らかになった。両社が2日にニューヨーク市内で共同記者会見して概要を発表する。環境規制強化を背景に自動車大手の国際的提携が加速する中、独自路線を走ってきたホンダも戦略を転換する。ホンダの岩村哲夫副社長とGMのガースキー副会長が会見する。日米をはじめ世界的に自動車産業で燃費規制などが強まり、エコカー(環境対応車)の需要が高まる中、開発に欠かせない次世代の環境技術分野で手を組むものとみられる。ホンダはかつてGMのスポーツ用多目的車(SUV)「サターン・ビュー」にエンジンを供給していたが、HVや燃料電池車など次世代エコカーについては独自路線を貫いてきた。だが、業界ではトヨタ自動車とドイツのBMWが燃料電池車で提携。日産自動車もフランスのルノーやドイツのダイムラーと燃料電池車を開発するなど、環境技術で国際的な協力が進んでいる。ホンダも米最大手のGMとの提携に踏み切り、競争力を高める狙いだ。
ホンダ、GM環境技術で提携 エコカー拡大へ独自路線転換(産経BIZ)
ホンダ、GMと次世代燃料電池システムの共同開発に合意(F1-Gate.com)
ホンダとGM、次世代燃料電池自動車向けシステムの共同開発で提携(マイナビニュース)
【池原照雄の単眼複眼】燃料電池車提携‥‥“単独走行”は大きなリスクに(レスポンス自動車ニュース)
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