トヨタ自動車が究極の次世代自動車として注目を浴びるFCV(Fuel Cell Vehicle、燃料電池自動車)を2015年から日本のみならず、アメリカでも発売すると発表しました。つい数年前には電気自動車が紹介され、大きな話題となったものの現時点でその勢いは期待外れの様相を呈しております。はたして燃料電池自動車は世の中の自動車のあり方を変えていくのでしょうか? なぜ、燃料電池車が究極の車かといえば水素と酸素を化学反応させて動かす車で地球環境にもっとも優しい車であるからです。実際の使用イメージとしてはガソリンスタンドの代わりに水素スタンドで燃料補給するということになりそうです。トヨタのホームページには一回の燃料充填で830キロ走行し、マイナス30度という過酷な気象状況でも走行できるところまで技術進歩したとあり、実用では問題ないレベルまでに達しているようです。