富士経済は、日本とアジア、北米、欧州の計11ヵ国において、燃料電池システム市場を調査した。調査では、燃料電池車(FCV)、家庭用燃料電池、業務・産業燃料電池、マイクロ燃料電池(マイクロFC)、その他の5分野市場について調査。各国で燃料電池システムや水素燃料の技術開発が進められており、世界的には2018~2020年に燃料電池市場が大きく成長。2020年以降の中国での燃料電池導入拡大に伴い、世界市場はさらに拡大するとみている。同市場全体では、2010年は854億円(前年比2.4倍)となる見込みで、2025年は5兆2,943億円(2010年比62倍)になると予測する。
富士経済 2025年、世界の燃料電池市場は5兆円超の市場に大きく成長(環境ビジネス)