1~2人乗りの新しい車「超小型車」が、今夏にも公道を走れるようになる。自動車メーカーの開発を促して次世代の移動手段として普及させようと、国土交通省が今夏にも規制緩和に踏み切る方針だ。法的に「超小型車」という新区分をつくることも検討していく。 超小型車はメーカー各社が開発を進めているが、法的な位置づけがあいまいなため、公道走行は出来なかった。公道を走れるようになれば、超小型車を利用できる場が広がり、メーカーも有望な市場と期待して開発を加速すると国交省はみている。国交省が4日示したガイドラインによると、超小型車は1~2人乗りで、軽自動車よりも小さく、原動機付き自転車と比べれば大きい。5キロ圏内の近距離で手頃な移動手段となり、原則として電気自動車(EV)のため二酸化炭素の排出など環境への負荷も少ない。高齢者などの身近な移動手段として今後、需要が高まるとみられている。
超小型車、夏にも公道走行OKに 国交省が規制緩和へ(朝日com)
2人乗り・超小型モビリティの車両区分を検討へ…国交省(レスポンス自動車ニュース)
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