今年後半にマレーシア政府によって発表される予定の新国家自動車政策(NAP)に、電気自動車(EV)の普及に向けたロードマップが盛り込まれる。ピーター・チン・ファークイ エネルギー・グリーン技術・水相が明らかにした。同相は、ロードマップは電気自動車の実証プロジェクトを進める上で必要不可欠であると述べた。チェックリストと提案を盛り込んだ第1章は完成しており、第2章は実証プロジェクトを含んだ内容になる。国民車メーカーのプロトンがプトラジャヤで2年間に渡るEVの車体実験を遂行しており、研究結果は来年までに出る予定。政府は調査結果をもとに、EV用の自動車充電器の設置を行なう場所も発表する計画だ。ガソリンスタンドに充電機器を設置する可能性もあり、多種のEVを収容できるような充電ステーションの整備を進める。また長距離の運転にも対応できるようなモデル開発の計画も進めている。
自動車政策、電気自動車ロードマップを導入へ(マレーシアナビ)