初めてEV(電気自動車)レースに参加させていただきました。袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われたこのレースはパイクスピークのような個人が一発の速さを競うものと違って、ライバルとのバトルです。しかしそこに求められるのは、速さよりもバッテリーのマネジメントが重要。つまりエコランをしながら順位を競うんです。このようなレースですから、観客が激しいバトルや激走ぶりを期待して観戦するタイプではなく、参加型のレース。私とっても新鮮な体験であり、このようなEVレースは新たなモータースポーツのカテゴリーの登場を感じさせてくれます。「とても静かなんだけど、とてもエキサイティング!」というギャップも、これまでのレースとは違う点です。
2012 全日本 袖ヶ浦EV50kmレース大会(カーウオッチ)