電気自動車(EV)の航続距離の短さは、いまだその普及のネックになっている。そうした中、フランスのベンチャー企業が考えたのは、なんと発電用エンジンを搭載したトレーラーだ。「EPテンダー」と名付けられたトレーラーは、商品と同名のフランス企業によって開発された。インド製小型車「タタ・ナノ」用の600ccガソリンエンジンでジェネレーターを駆動することにより、最大22kWhの電力をEVに供給する。燃料タンク容量は35リッターで、小型のEVなら約600kmの航続距離を実現できるという。なお通常のトレーラーよりも後退時の運転操作が楽になるよう、必要なとき下降する小径ホイールが内蔵されている。
EVの航続距離はこれで解決!「電源トレーラー」(web CG)