埼玉県加須市役所の駐車場奥にＥＶ（電気自動車）の急速充電器がお目見えした。市役所が開いている平日の昼間なら、市民以外でも当面は無料で利用できる。県の補助を受け、市が２３０万円をかけてつくった。約３０分でフル充電ができるという。同市内では１０台ほどの電気自動車が使われているが、環境にやさしい車の普及を進めようと設置された。市環境政策課に申請し、簡単なアンケートに答えるだけで充電できる。先月末にあったオープンニングセレモニーでは、市長公用車に電気自動車を採用している大橋良一市長が「将来的な地球温暖化対策を考えると電気自動車を増やしていくことは必要」とあいさつ、利用をアピールした。
