三菱自動車は、米国コロラド州で開催される伝統のイベント「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の2012年度の大会に、世界に先駆け量産を始め、日本、欧州、北米ほか世界展開を進めている電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』のプロトタイプで参戦することを発表した。ドライバーは、21回のダカールラリー出場経験を持ち、2002~2003年には『パジェロ』『パジェロ エボリューション』で総合優勝2連覇を果たした、増岡浩を起用する。今回出場する『i-MiEV』のプロトタイプは、『i-MiEV』で使われているEVコンポーネントを使用する予定です。このレースで得られた結果は、三菱自動車が今後市販化する予定の電動車両(EV/PHEV)で、耐久性・信頼性の高いクルマ作りにフィードバックしていく。また、同レースには、同社の開発部門に加え、バッテリーやモーターなどのEVコンポーネント製造会社のエンジニアも派遣することで、人材交流や技術の継承やノウハウを伝授し、電動車両開発を一層強化していく。
三菱自動車、「i-MiEV」のプロトタイプでパイクスピーク参戦(カーウオッチ)
ミツビシ、増岡浩を起用しi-MiEVプロトでパイクスピーク挑戦へ(ラリー+ネット)
三菱自、米コロラド州での自動車レースに「i-MiEV」のプロトタイプで参戦(プレスリリース)