日産自動車、モーション、兼松、システムオリジン、リサイクルワンの5社は、大阪府と京都府で電気自動車(EV)タクシー運行最適化システム「EVOTシステム」の実証実験を1月30日から開始する(EVOT=EV On-demand Taxiを略した呼称)。実験には大阪府、京都府、京都市の3自治体、大阪タクシー協会、京都乗用自動車協会が協力する。環境省の2011年度地球温暖化対策技術開発等事業・EVタクシーの実用化促進と運用方法確立のための実証研究の一環として実施する。事業では、EVタクシー呼出し・配車機能、適正な航続距離の計算、充電器の認証・予約機能などを通じ、EVタクシーの需要に応じた配置や充電を管理するシステムを開発・活用する。EVのタクシーのビジネスモデルの構築と普及促進による温室効果ガス排出量削減に貢献するのが目的。
日産など、大阪と京都でEVタクシー運行管理システムの実証実験(レスポンス自動車ニュース)
日産自動車など、EVタクシー運行最適化システムの実証実験を京都と大阪で実施(ECO Japan)
EVタクシー普及のカギは何か、日産など5社が関西で取り組む(IT MONOist)