尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件は、今後も日中関係に大きな影響を与えそうだ。EVみらい研究所が注目したのは、中国商務省は否定しているが、日本へのレアアース(希土類)全面禁輸措置報道。これには少なからず日本企業や関係者に衝撃が走った。
レアアースは自動車(EV、ハイブリッドなどのモーター、電池には不可欠)はもちろんのこと、家電、携帯電話、パソコン、カメラなど、ありとあらゆるところで利用されており、今やハイテク製品にはなくてはならないもの。そして、その主生産国である中国に日本は輸入の90%以上を依存しているというからさらに始末が悪い。
日本のEVビジネス展開上避けては通れないのが中国。そのマーケットの大きさはもちろんのこと、EV本体から関連部品まで国境を越えた企業間の連携も少なくない。
さて、果たして日本はそんな中国とどう付き合っていけばいいのだろうか。あなたはどう思いますか? 自由なご意見をぜひここにぶつけてください!
日本はレアアースに依存しない素材開発が急務ですね。
どっかのTV番組で拓殖大の森本先生が何度か繰り返していたが、そもそも中国という国は「理不尽」な国のようだ。「したたか」とか「高圧的」という文言ならまだしも、日本語では「理不尽」というのは『道理に合わないこと』、『無理なこと』を指す。
どうも、そう考えると日本と中国には言語自体に共通点がないことになる。そういう国と付き合っていく方法論を模索するよりも、いっそ付き合わなくてもいい方法を考えた方がいいのではないか。
なんかで読んだことがあるが、東京理科大の千葉明先生が研究しているレアアースフリーの研究に、いっそ国家として全面サポートしていくしかない! それこそが技術の日本の生き方じゃないだろうか。