三菱自動車が11月より販売を開始した、軽商用電気自動車(EV)『ミニキャブMiEV』。長距離走行が苦手なEVのデメリットを逆手に取り、短距離・ルート走行が主である「商用」に特化することで、EV普及の促進をめざす意欲的なモデルだ。今年4月より予約受付を開始し、約1300台(11月末現在)の予約が入っているという。三菱は、軽自動車の総需要の約3割(2010年度は42万台)が商用車であることから、軽商用車のEV化によるEV普及への効果に期待する。また、軽商用車はライフ走行距離が長い傾向にあることから、電気をエネルギー源とするランニングコストの安さがもたらすユーザーへの影響も大きいと見ている。
三菱 ミニキャブ MiEV…EVに最適な使い方を提案(レスポンス自動車ニュース)