富士経済は、東日本大震災による電力需給問題を受けて新たな局面に入った「スマートハウス」の世界市場を調査した。その調査結果を報告書「スマートハウス関連技術・市場の現状と将来展望 2012」にまとめた。スマートハウスとは、ICT(情報通信技術)を活用してエネルギー利用の最適化を図った住宅である。太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーの増加やEV(電気自動車)/PHV(プラグインハイブリッド車)の普及といった将来のエネルギービジョンを視野に入れて、”エネルギーを創る・蓄える・賢く使う”ことを自律的に行う制御システムとインテリジェントな管理システムが互いに協調し合う。この調査では、スマートハウスを構成する関連システム/サービスとして「創エネ領域」「蓄エネ領域」「CO2削減領域」「省エネ領域」「通信・計測」の5領域計22品目について、各市場の現状を分析し今後を予測した。
富士経済、スマートハウス関連システム・サービスに関する世界市場調査結果を発表(プレスリリース)