マツダは21日、来春を予定していた小型車デミオをベースにした電気自動車(EV)のリース販売開始を半年程度延期したことを明らかにした。超円高で業績が悪化する中、来春は新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「CX―5」の発売に力を入れる。マツダ広報本部によると、発売時期を「2012年春」から「12年中」に変更した。来年後半になるとみられ「超円高に対応するため経営資源の配分を見直した結果、発売延期を決めた」としている。マツダはEV試作車をことし7月に公開。デミオのボンネット内にモーター、座席下にリチウムイオン電池を搭載し、給油口を電源プラグの接続口に変えた。1回の充電で200キロの走行を目指し、公道での走行試験を繰り返している。
【企業】マツダ、デミオEVのリース販売を半年程度延期
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– 2011年11月22日