三菱自動車は22日、スズキに商用の電気自動車(EV)を来年2月から供給すると発表した。販売ルートを広げて増産による経費削減を図るとともに、EV市場を活性化させる狙いだ。 年内に発売する軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」をOEM(相手先ブランドによる生産)で供給する。同車種は、日産自動車が2012年度中に販売することになっており、小型車供給で協力関係にあるスズキにも販路を広げることにした。スズキは92~01年に自社製の軽商用EVを売っていたが、現在は持っていない。三菱自のEVを自社ブランドとして販売する。
三菱自、スズキに商用EV供給へ 増産で経費減狙う(朝日com)