日本EV(電気自動車)フェスティバルが3日、茨城県下妻市の筑波サーキットで行われた。エンジン車を改造したEV27台が、ベートーベンの「英雄」が流れる間(59分間)の周回数を競った。今回が17回目。エンジン音がしない静かなレースのため、毎回クラシック音楽をバックに流す。リチウムイオン電池240キロを搭載したトヨタ自動車北海道(苫小牧市)が1周2キロのコースを29周し優勝した。各車はヘアピンなどに果敢に挑戦。主催した日本EVクラブの舘内端(たてうち・ただし)代表は「震災で被災し頑張っている東北の皆さんも、参加した皆さんも英雄です」とチャレンジ精神をたたえた。
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