国土交通省は10月28日、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車に対して、充電中の電気装置の基準を新たに導入すると発表した。安全・環境基準のレベルを維持しつつ、自動車基準の国際調和、認証の相互承認の推進のため、平成10 年に国連の「車両等の型式認定相互承認協定」に加入し、その後、相互承認協定に基づく規則について段階的に採用を進めている。このほど、「電磁両立性に係る協定規則(第10 号)」などの改訂が、国連欧州経済委員会(UN/ECE)自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第153 回会合において採択され、協定に定める規則改正手続きを経て、平成23 年10 月28 日に当該改正案が発効される予定となった。これを受け、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14 年国土交通省告示第619 号)」「装置型式指定規則(平成10 年運輸省令第66 号)」等を改正することとなった。
EV、PHVの充電中の電気装置の基準を新たに導入―国土交通省(自動車新聞)