三菱自動車は、エストニア政府への供給が決定していた電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』につき、最初の50台がエストニアに到着し、507台の納車を開始したことを発表した。首都タリン市で10月21日、エストニア首相をはじめとする政府関係者等多数が出席し、納車式が開催された。エストニア政府への『i-MiEV』の供給は、本年3月に三菱商事とエストニア政府の間で締結された1,000万トンの排出権購入契約の中で決まったもので、507台を2011年度末までにエストニアに出荷する計画である。『i-MiEV』は同国の電気自動車普及政策の一環として、今後は公的施設(社会福祉関連)で使用され、同国のCO2削減に寄与することが期待されている。
三菱自、電気自動車「i-MiEV」を507台エストニア政府に納車開始(プレスリリース)