IEEE(米国電気電子技術者協会)は9月19日(現地時間)、スマートグリッドの相互運用性の参照モデルに関する指針「IEEE 2030」を承認し、発行した。IEEEでは、通信や電気、電子に関する規格策定なども行っており、よく知られている規格として、IEEE 802.3(イーサネット)、IEEE 802.11(無線LAN)などがある。IEEE 2030では、スマートグリッドの相互運用に必要な、電力システム(EPS)、アプリケーション、電力機器にかかわるエネルギー技術と情報技術などについて、用語、特性、機能パフォーマンスと評価基準などの定義を行い、機能インターフェースの同定、論理接続とデータフロー、コミュニケーションと連結、デジタル情報管理、サイバーセキュリティ、発電用途に重点を置く。
IEEE、スマートグリッドの相互運用性指針「IEEE 2030」を発行(カーウオッチ)