JX日鉱日石エネルギーは15日、従来型に比べて約40%小型化した家庭用燃料電池システム「SOFC型エネファーム」を10月17日に発売すると発表した。同社は「世界最高の発電効率」としており、導入すれば一般家庭で年5万円程度の電気・ガス代の節約になるという。エネファームはLPガスや都市ガスから取り出した水素によって発電。発生する熱は暖房や給湯に使うシステム。太陽光パネルと同社が2012年夏に投入する蓄電池を組み合わせることで、家庭で必要な電力は「基本的に自給できる」(木村康社長)という。
JXが小型燃料電池システム発売 家庭向けに10月から(西日本新聞)