クルマの電動化や電子化の将来を探るべく、2011年8月8日号で、解説「駐車していても価値を生む、クルマは電力インフラに」を掲載した。実は、2005年にも2015年に向けた自動車技術の方向性を示す記事として「クルマの電子化が止まらない」と題した解説を掲載したが、そのころとは大きく変わったのが、電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)への自動車メーカーの取り組み。2005年ごろは、各社がハイブリッド車(HEV)での取り組みを活発化させていたが、EVは富士重工業や三菱自動車が市場投入する意向を示していたくらいで、PHEVはあのトヨタ自動車でさえも「電池の進化が追い付いていない」と否定的だった。
【新技術・提言】規制強化がEVの進化を促す
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– 2011年8月9日