ドイツ、フォルクスワーゲン社の「Beetle」、英ブリティッシュ モーター社の「Mini」、イタリア、フィアット社の「500」…。1960年代以前、“無骨”だった頃のクルマが好きな人たちに朗報がある。奴らが戻ってくるかもしれない。いや、リバイバルの話ではない。それなら今もあるしね。マニアの方には申しわけないが、あの無骨なラインは当時のデザイン力が優れていたからでは、決してない。あれしかできなかったのだろう。当時の鋼の品質、プレスの技術では、作れる形に制約があった。特に平らな板から3次元的に突き出させる“絞り”が難しい。
無骨な奴らが復活する 2020年に起こるかもしれない、クルマの形の揺り戻し(日経ビジネスオンライン)