IT業界で見られるようなオープン化で、デファクトスタンダードを狙う動きが電気自動車(EV)の世界でも始まった。新設計したEVの設計図を公開し、標準プラットフォームを世界に広めようとするベンチャーが登場したためだ。新規参入メーカーでも、低コスト・短期間でEVを商品化できる。今のところ、大手自動車メーカーは、こうしたオープン化の動きに模様眺めの構えだ。しかし、今後標準プラットフォームの普及が進むと、大手メーカーは方向転換を迫られる可能性がある。
始まったEVの標準化Part.2:誰でも使えるプラットフォーム(Tech on)