【新技術】IHI、米WiTricityと共同でMITの共鳴方式非接触給電に着手

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電力を非接触で送れる距離や、送電可能な電力、効率、使い勝手といったさまざまな観点で、これが最も適した方法だ――。IHIは、「共鳴方式」と呼ぶ手法を採用し、非接触で電力を供給する給電システムの開発を進めると発表した。米国に本社を構えるWiTricityと共同で開発に取り組む。共鳴方式は、米Massachusetts Institute of Technology(MIT)の研究グループが2006年に理論を発表した非接触充電技術。既に実用化されている電磁誘導方式に比べて、送電側と受電側の距離をとったときにも比較的高い送電効率を維持できることや、送電側と受電側の位置ずれに強いことが特徴である。MITの研究グループは、2007年に理論に基づいた試作機を作成し、実際にワイヤレスで給電可能なことを実証した。WiTricityは、MITの研究グループから独占的な技術移転を受け、誕生したベンチャー企業である。

あのIHIが注目した非接触給電システムとは、開発担当者に聞く(EE Times)

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