沖縄電力は、再生可能エネルギーの導入を推進するため、沖縄県国頭郡大宜味村の村有地において、風力発電実証研究設備(蓄電池併設型)の導入を計画している。同設備は、同社が導入する風力発電設備で最大規模となり、発電設備からの出力変動を蓄電池により抑制し、系統の安定化に関する実証試験を行う予定となっている。沖縄電力では、環境問題、特に地球温暖化問題への対応を経営の最重要課題のひとつとして位置付けており、今後も再生可能エネルギー等の拡大により、将来の沖縄県の低炭素化に向けて積極的に取り組んでいく考え。なお、同設備は平成23年度内閣府沖縄担当部局予算に盛り込まれた「沖縄スマートエネルギーアイランド基盤構築事業」を活用し、沖縄県からの補助を受けて建設する予定。
沖縄電力、国頭郡大宜味村の村有地に風力発電実証研究設備を導入(プレスリリース)