SABICイノベーティブプラスチックス社は、ドイツIAV社と、EV(電気自動車)、HEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)など電動車両の部品に使っている金属製の部品を熱可塑性の樹脂で代替する技術を共同開発することで合意した。IAV社は、電動車両向けの制御ユニット、オンボードシステム、高電圧バッテリシステムなどのシステムや部品を開発してきた。電動車両では、中型車で最大300kgにも及ぶ2次電池の質量が問題になる。ほかの部品を軽量化し、この分を取り戻すことが両社の目標である。
SABICイノベーティブプラスチックスとドイツIAV社、電動車両の熱可塑性樹脂部品を共同開発することで合意(Tech on)