トヨタ自動車と米マイクロソフト(MS)は6日、次世代車のIT化で提携すると発表した。車を中心にして情報をやりとりする仕組みを共同開発する。さらに、ITを使って電力を効率よく供給する「スマートグリッド」(次世代送電網)でも協力する。トヨタは2012年に販売予定の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)で、MSの「ウィンドウズ・アジュール」を採用する。インターネットを使って情報拠点から多様なサービスを提供する「クラウドコンピューティング技術」だ。
利用者は車内で地図情報や交通情報などを随時細かく入手できるほか、自宅の暖房や照明など電化製品を遠隔操作することもできる。車外からも、携帯電話を通じて自分の車の充電や故障の状態などを確認できるようになるという。
トヨタとMSが提携発表 次世代車向けソフト共同開発(朝日com)
トヨタ、マイクロソフトと提携=車載情報システムなど開発か(時事ドットコム)
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