総合電機メーカー国内最大手の日立製作所で電池事業を統括する電池システム社の角田社長は3日、電気自動車など向けのリチウムイオン電池のコストを大幅に引き下げ、コストパフォーマンスを向上させる考えを示した。角田社長は都内で開催された国際二次電池展の基調講演で、当面の目標として同電池の最小単位であるセル当たりのコストを「3分の1以下に引き下げたい」と述べた。達成時期については言及しなかった。セルの性能も3倍以上にすることで、現在の10倍以上のコストパフォーマンスを実現したいと語った。
日立:リチウムイオン電池、コスト3分の1以下に引き下げ狙う(ブルームバーグ)