次世代電気バス(EVバス)の試作車が、いすゞ自動車藤沢工場(藤沢市土棚)で19日、初めて報道関係者に公開された。いすゞと県、慶応大が共同で開発を進めている。慶応大の清水浩教授は会見で「2?3年後には量産試作に入りたい」と述べ、5年後をめどにしている市場投入に自信をみせた。公開された「電動フルフラットバス」は完成間近の段階。8輪のタイヤは小さいため普通のバスより床が低く、天井も高い印象。それぞれのタイヤにモーターを組み込む「インホイールモーター」で、効率的に加減速できる。
いすゞ・県・慶大共同開発、EVバス試作車を公開/神奈川(カナロコ・神奈川新聞)