三菱自動車は水島製作所(岡山県倉敷市)内に電気自動車(EV)用バッテリーの組み立てラインを新設し、生産能力を現状の2倍以上に引き上げる。2012年度までにEVの生産を年4万台以上に引き上げるほか、13年度にプラグインハイブリッド車(PHV)の投入を計画。仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)向けOEM(相手先ブランド)の拡大もにらみ、電池の組み立て能力を増強する。11年度からの次期中期経営計画を策定中の三菱自は、EVを環境技術の柱に位置付ける一方、新興国での事業展開を加速。世界でのシェア拡大を目指す。
【企業・電池】三菱自、バッテリー組み立てラインを新設
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2011年1月14日