いよいよと言うべきか、ようやくと言うべきか。3日、日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」が正式発表された。最初にメディアにお披露目されてから1年半近く。発売直前まで新車を公開しない業界にあって、リーフは異例の展開だった。その間、日産は自治体との連携や充電器などのインフラ整備を推進。トヨタ自動車、ホンダが2012年の参入を発表するなど、ライバルもEV戦略を少しずつ具現化し始めた。EVに対する社会的機運を高めたうえで、いち早く量産に乗り出す。EVのリーダーを目指す日産の戦略は、今のところ見事にはまっている。
【提言・企業】見事にはまった日産のEV戦略
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2010年12月9日