長野県の中信地区の中小企業１１社で共同製作した１人乗りの超小型電気自動車「マイクロＥＶ」のベース車が完成し、塩尻市で試乗会が行われた。二酸化炭素削減につながる注目分野で高い技術力をＰＲすることで、各企業は今後、マイクロＥＶの部品受注を目指す。アルミ製の骨組みに強化プラスチックの外装をつけた車体は、全長２・５メートル、幅１・３メートル、高さ１・２メートルのオープンカー。試作した２月以降も改良を重ね、車重をバッテリー込みで２２０キロに軽量化した。家庭用コンセントで８時間充電すれば約３０キロの走行が可能。中山間地用として、最高時速を４０キロに抑える一方、坂道に強いパワーを確保した。
スムーズ、マイクロＥＶ…塩尻で試乗会（読売オンライン）
